あくまでMinstrelの理解による解説なので、正式なものとは違う可能性がありますので注意して下さい。

アレンジ 編曲。曲というのはギター1本、ピアノ1台だけの弾き語りから、100人を越えるフルオーケストラまで様々な状態のものがある。しかしどのように演奏しようが、曲は曲。同じ曲なら歌詞もタイトルも変わることはない。それでもアレンジ一つで随分曲のイメージは変わる。

インスト 「Instrumental(インストゥルメンタル)」の略で、歌がなく、演奏だけの曲やパートのこと。イントロや間奏も歌がないが、この場合は「歌がメインの曲の一部」なので「インスト・パート」とは言わない場合が多い。それでも長いイントロや長い間奏の場合はインスト・パートといえる。

イントロ 歌が出て来る前の前奏のこと。前奏なしの曲もある。また、逆に歌のの終わりの部分を「アウトロ」と呼ぶ場合もある。

エフェクト 音色を変換させることで、変換させる機械をエフェクターという。音を歪ませる「オーバードライヴ」のようなものやエコーを与える「リバーヴ」、その他「イコライザー」「コーラス」「ハーモナイザー」「ワウワウ」等々多種ある。

オクターブ 例えば「ドレミファソラシド」のうちの最初の「ド」と最後の「ド」の音程差を「1オクターブ」という。もちろん「レ」と「レ」でも「ソ#」「ソ#」でも良い。「ドレミファソラシドレミファソラシド」の最初と最後の場合は「2オクターブ」となる。

オブリガード ボーカル等のメロディの間に即興で入れる「あいの手」のようなもの。ソロではないちょっとしたフレーズを挟むことで、メリハリをつけたり、次への導入をスムーズにしたり、曲の飾りになったり、目先を変えたり、色々な効果がある。

オリジナル 原曲。「最初に発表された時のもの」という意味で使う場合が多い。最初はあまり注目されず、その後に有名な歌手等が歌ったおかげで大ヒットし、世に知られるようになったというパターンの曲も多い。この場合、オリジナルは「知る人ぞ知る」という珍しいものになる。
これとは違い、「自作の曲」という意味でも使う場合がある。この場合はたいてい「オリジナル曲」という言い方をする。

カポ ギターに付ける機具で「カポダスト」の略。ギターのは開放弦(何も押さえていない弦)の位置を1フレット単位で変えることが出来る。1フレットのところにカポをつけるとギター全体の音程が半音上がり、2フレットのところにつけると1音上がる。まったく同じ弾き方でキーを変えること可能となる。

完全コピー/完コピ 曲の1部、または全部を寸分狂わずに聴き取り、弾くこと。当然ながら複雑なフレーズの場合はかなり難しい作業になる。ただし、音色までは考慮していない場合が多い。
完全コピーが出来たからといって、そのミュージシャンと同じ力量であるということにはならないので自惚れてはいけない。その曲を作ったり演奏したりしているミュージシャンは、数多くの引き出しのうちの一つを見せただけにすぎないのだから。

カントリー 音楽のジャンルの一つで、アメリカ版の演歌のようなもの。詳しくはジャンルについてのページを参照。

キー 曲の調。「ハ長調」「イ短調」というのがそれで、これを英語で言うと「Cメジャー」「Aマイナー」という。「長調」「短調」は曲全体を支配する雰囲気に関わり、「ハ」とか「イ」の部分は全体の音程の高さを表わす。カラオケで「高すぎて歌えない」と思った時に「キーを下げる」というのはコレだ。

キーが分からない 各曲の中で「キーが分からないので」と書いてある場合がある。その理由は大きく分けて2つある。
一つは、この解説を作った時点では曲を聴くことが出来ず、記憶を呼び起こしながらになっているから。音を取るにしてもだいたいしか分からない。
もう一つは、曲はるものの、何十年も前の学生時代に録音したアナログ・テープしかない場合。初期のものはボロ・テレコによる録音のため回転速度がいい加減だったり、それ以外でもテープが伸びたりして回転速度が著しく変わっている場合があり、音源があってもキーを特定出来ないもの。
基本的にCDがないものはキーをとるために曲をチェックするようなことはしていません。

休符 音符の一種で、音を鳴らさない記号。音楽は音で出来ているが、音のない部分も曲の一部であり、重要だ。ヘヴィ・メタルのような歪ませた楽器を使っていると、ピタッと音を消すだけでも結構難しい作業になる。全員がピタッと音を止めると気持ちが良い。

組曲 クラシックの曲の形態の一つで、いくつかの違うパターンの曲がまとまって出来ているもの。同じフレーズが含まれるものから、まったく関係のないような別個のものまで様々。単体でも一つの曲として成立する。

グルーヴ グルーヴは曲のウネリのようなもので、例えば「グルーヴがないリズム」というのは、機械による直線的で定規を当てたような正確すぎるリズム。この反対が人間らしいグルーヴ。説明が難しい。恐らく、正確なリズムより遅れてアクセントを入れて、人間が聴いて「リズムが遅れてるな」と思わないギリギリの部分によると思う。「ノリ」と呼ぶ場合もあるがちょっと違うと思う。

コード 和音のことだが、普通は3音以上のものを指す。3音と言ってもどんな音でも良いのではなく、基本は1度3度5度の和音で、ジャズ等では7度まで加えた4和音が基本となる。「Am(Aマイナー)」とか「F#7(Fシャープ・セブンス)」といったものがソレ。

コード進行 曲の中でのコードの並び順。もちろんあらゆるパターンが考えられるのだが、たいていの人が聴いて「気持ちの良いコード進行」「安定感のあるコード進行」「アヤシゲで緊張感のあるコード進行」等々、ある程度のパターンがある。これらのパターンを外れて意外なコード進行に出会い、それが美しかったりすると嬉しくなる。

コード・トーン コードを構成する各音のこと。例えばコード「C」のコード・トーンは「ド」「ミ」「ソ」

コーラス 大きく分けて2通りの意味がある。一つは曲のパートの一つで、日本では「Aメロ、Bメロ、サビ」というが、アメリカでは「ヴァース、ブリッジ、コーラス」という。つまりコーラスとはサビのこと。
もう一つはコーラス・ハーモニーのこと。主旋律と同じメロディを歌うものやハーモニーになっているものがある。本来はサビをより感動的にするためのものなので、「ハーモニー」と言えば良いのだが、なぜか日本では「コーラス」という場合も多い。
また、ギターのエフェクターの一つにも「コーラス」という名のものがある。これは音の波長をズラし干渉させることで揺れを得るもの。一般的な音楽の話しの中には滅多に出て来ない。

コピーする 「真似をして弾いてみる」というニュアンスで使っている。まず第一に音を探さなければならない。たいていは「主なコード音を探してコード進行を理解する」という意味で使っていて、ギター・ソロやキーボード・ソロの場合は「どのような音使いで、どのように盛り上げていくかを理解する」という意味だ。
従って、必ずしも弾きこなせるとはかぎらず、また楽器が違う場合もある。ボーカルやドラムは含まないで考えている場合がほとんどだが、稀にこれも含めている場合もある。
1音1音を正確に聴き取ったり、まったく同じように弾いたりすることを「完全コピー」「完コピ」などという。

サウンド 「音」のこと。「音楽」「曲」のことではない。あくまで「音」そのもののこと。「ギターのサウンドが良い」というのは「ギターの音色」が良いという意味で、演奏の善し悪しを言っているのではない。また「曲のサウンド」と言う場合は、全体の音処理の仕方を指す場合が多く、演奏家ではなくスタジオでのエンジニアやプロデューサーの力量にかかってくる場合が多い。

サステイン 音の伸びのこと。厳密にいうと、音はアタック、サステイン、ディケイに分けられるが、ここでは細かいことは抜きにして、要するに音の伸び具合のことと思っていて構わないだろう。

4分 時間ではない。1小節を4つに分けた1つのこと。4分音符とか4分休符がそれ。もちろん曲全体のテンポで1つの音符のスピードは変わる。4分音符を基本にしたリズムを「4ビート」という。

シャウト 「叫ぶ」と訳されるように、ボーカルが大声でメロディを外して高い音を出すことをいう場合が多い。当然、メロディを外すのは故意にである。
上手なボーカルになると、メロディを持ったままシャウトする人もいる。(例:BeatlesのPaul McCartney「Oh! Darling」)

シャッフル リズムの種類の一つ。3連を基本にした軽快な感じのリズムで「タッタタッタ」という感じ。

ジャズ クラシックと対局を成す、とても自由度の高い音楽。即興を重視し、複雑な和音を加えたり、音楽的な冒険心が豊かな音楽。ジャズと比べるとロックはかなりシンプルで自由度の低い音楽ということになる。

16分 「4分」のところを見てからにしてほしい。4分と同様、1小節を16に分けることで、16分音符、16分休符という。これを基本にしたリズムは「16ビート」。

シングル・コイル ギターのピックアップ内のコイルの数が1つのもののこと。コイルが一つだとパワー(出力)が弱くなってしまい、それなりに増幅が必要になるため、わずかなミスや雑音まで大きくなってしまい、良くも悪くも生々しい感じになる。ストラトキャスターが代表的なシングル・コイルのギター。

シングル・ノート 単音のこと。和音でないもの。

スケール 「スケールが大きい」というような一般名詞でもあるが、音楽的には旋律のこと。「ドレミファソラシ」のような音列。メロディはスケールにある音を選んで作られている場合がほとんど。スケールは様々な種類がある。

ストラト エレクトリック・ギターの種類の一つで、世界でも最も人気のあるものの一つ。フェンダー社が作っているもので、名前の由来はおそらくバイオリンの名器・ストラトヴァリウスからではないかと思う。シングルコイルのピックアップで独特の生々しい音を出すことが出来る。

セットリスト ライブ・コンサートでの曲順のこと。

ソロ 曲の中で、ある特定の楽器が自由に独奏しても良いパートでの演奏のこと。ロック系やジャズ系では必ずといって良いほど存在し、ギター・ソロ、キーボード・ソロといったパートがある。ボーカルのメロディ以外の大きな聴きどころでもある。ソロは大抵は即興で弾く場合が多いが、ジックリと考え込まれたソロもある。
クラシック音楽の中にも「カデンツァ」というソロ・パートがあるものもある。

チョーキング ギターのテクニックの一つ。弦を持ち上げるようにして連続的に音程を上げる。ピアノでは絶対に出来ない。素早く上げたり、ゆっくり上げたり、上げた後にビブラートをかけたり、また上げる幅も半音や1音から1音半、2音等、様々。フレーズに個性的な表情をつけることが出来る。

ツアー もちろん旅行のことだが、音楽の話題の中で使う場合は演奏旅行、公演旅行といった感じ。世界的なミュージシャンなら、新作を発表した後は「ワールド・ツアー」に出るし、日本のミュージシャンなら「全国ツアー」に出る。各地で公演して回る。

ツインギター 2台のギターという意味だが、一般に2人のリードギタリストを擁したバンドを指したり、その2人が効果的にギターを使うパートを指す。シングル・ノートでしか表現出来ないフレーズをハーモニーにしたり、交互に個性的なソロをとったり出来る。

テンション 和音で緊張感を持たせる音のこと。「ドミソ」のような3和音はとても安定した響きだが、これに対し、「ドミソシレ」のように音を重ねていくと不安定な響きになっていく。このうち「レ」が9度の音にあたるのだが、これより高い音のことを緊張を高めるという意味で「テンションノート」といい、これを含むコードを「テンションコード」という。

 音程の幅。音程差のない同じ音の場合が1度で、例えば「ド」と「レ」のような1音差の場合は2度、「ド」と「ミ」なら3度となる。
厄介なのは、すべて1音差ではないということ。「ド」と「ファ」は4度だが、「ド」と「ソ」なら5度。しかし「ファ」と「ソ」は半音だ。なぜそうなるかは話しが難しくなるためここには書かない。
更に難解なことに、「長」「短」がつく場合もある。「短3度」といえばマイナーのことになり、「ド」と「ミ♭」の幅になる。

ネック 「首」という意味だが、ギターやベースを弾く際、左手で押さえたりする部分のことをいう。

ヴァース ポピュラー音楽を構成するパートの一つ。日本では「Aメロ、Bメロ、サビ」といい、アメリカでは「ヴァース、ブリッジ、コーラス」という。つまりAメロのこと。

ハーモニクス 日本語では「倍音」だが、音楽の知識がそれほどない人には何のことやらサッパリだろう。定義は置いておいて、ギターやベースで多様するのは普通のハーモニクス(ナチュラル・ハーモニクス)で、弦の長さの半分、3分の1、4分の1等の振動を作って鳴らす。高い音で鐘の音のような音が出る。ピッキングハーモニクスというのもあるが、これは独立させて説明する。

ハーモニックマイナー・スケール スケールの一つ。ナチュラルマイナースケールの第7音を半音下げたもの。例えば「ラシドレミファソ#」という旋律。

ハイ 「高い」ということだが、音の高音部を指す場合が多い。気持ちが高まることをいう場合もある。

ハイポジション ギターやベースで、ピックアップに近い(高い音が出る)付近で弾くこと。音的には目立つが、フレットの間が狭いので弾きにくい。

ハイハット ドラムセットの中の一つで、シンバルが上下についていて開いたり閉じたりする。開いている時は「シャンシャン」と鳴り、閉じている時は「カツカツ」という感じになる。リズムを刻む際の基本になる場合が多い。

バスドラ バス・ドラムのことで、ベース・ドラム、ベードラ、キックなどとも呼ぶ。ドラム・セットの中で中央にある一番大きな太鼓のことで、通常、足のペダルを踏むとキックし、音が鳴る仕組みになっている。ドスッという感じの音。

バッキング 歌や各楽器のソロ等の後ろで補佐するように演奏する伴奏部のこと。ギター等ではリード/パート(ソロ)に対し、リズム・パートと呼ぶ場合もある。

パレー ギターでコードを抑える時に、指一本で複数の弦の同じフレットを押さえてしまうこと。典型的なのは「F」コードで、6弦から順番に1,3,3,2,1,1フレットを押さえるのだが、このうち1フレットの6弦,2弦,1弦は人さし指を寝かした状態で一本だけで押さえる。ギターを挫折する人はこの「F」に泣く人が多い。

パワーコード ハードロックやヘヴィメタルで多様されるコードで、「1度5度コード」ともいう。歪んだ音色のギターで低音を弾くと音数の多い和音は何が何だか分からなくなってしまう。そこで必要最小限の和音ということで使用される。長短を決める3度の音がないせいで独特の響きになる。

ハンマリング 正確には「ハンマリング・オン」で、ギターのテクニックの一つ。押さえている音程より上の部分を別の指で素早く押さえる。指をハンマーのように叩きつけるようにすることからこの名がついた。また、叩き付ける指を右手にした「ライトハンド奏法」もハンマリングのバリエーションの一つだ。

BGM 「Background Music」の頭文字。つまりジックリと聴くのではなく、何かをしながら後ろで鳴っている音楽のこと。

歪み 普通、音を歪ませるのは音響的には最悪のものだが、エレクトリック・ギターなどではこれを故意に行い、独特の太い音色を作り出す。ギターの音を歪ませる機械をオーバードライヴと呼んだりディストーション、ファズ等と呼んだりする。歪み度が高くなりすぎると、音は太くなるが音程が分からなくなってしまい、また雑音も多くなり聴き難くなる。ほど良い歪みは探すのは意外と難しい。

ピッキング ギターをピックで弾く際の行為。強弱はもちろん、ピックが弦に当たる角度を云々する場合もあるし、「オルタネイト・ピッキング」とか「ダブル/ピッキング」というと、弦を上から下へはじくだけでなく、帰りに下から上へもはじくピッキング方法がある。当然、一度の動きで2倍のピッキングが出来るため、早いフレーズに向いている。他にも様々な方法がある。

ピッキングハーモニクス ナチュラル・ハーモニクスと同様、倍音を得て高い音を出すのだが、ナチュラル・ハーモニクスはキチンとコントロールした音程を出せるが、こちらはコントロールが難しい。とは言え、たいていは弦の1度か5度なので問題はないのだが。やり方は、ピッキングをする際に少しだけ親指で弦を触り素早く離す、というものだが、ここで説明するのは難しいので、興味ある方は音楽雑誌等を見てほしい。

ピック ギター等の楽器の弦をはじくための小道具。形は三角形やティアドロップ形、ホームベース形など様々。プラスチック製がほとんどで、柔らかいものから硬いもの、薄いものから厚いものまで様々で、鉄製のものもある。1枚50円〜300円くらい。音的には、輪郭がクリアになり、比較的強い音を出しやすい。

ピックアップ ギターやベース等、エレクトリック楽器の中で、電気的に音を拾う場所のこと。ギターやベースのボディの中央付近の弦の下にあって、弦の振動をコイルに流れる電気信号として出力する。

ビブラート 伸ばした音を上下に揺らすこと。本来の音程の上下に揺れるもの、本来の音の下で揺れるもの、上で揺れるもの、1音以上の大きな幅で揺れるもの、だんだん揺れ幅が大きくなるもの等、色々ある。歌でも楽器でも、個性を出しやすいテクニック。伸びた音の最後の瞬間までジックリ聴こう。たんに「ジャーーーーーン」と鳴っているだけではなく、最後の消える瞬間まで表情があるはずだ。当然、ピアノでは出来ない。

V字イコライジング 充分に歪んだエレクトリック・ギターを更に過激な音にする方法。ハイとローを持ち上げ、ミドルを下げる。スラッシュ・メタル、パワー・メタルといった、ヘヴィ・メタル音楽の中でも更に過激な音作りをするバンドが多様する。

ブリッジ ポピュラー音楽の曲のパートの一つで、サビへつながる第2パートを指す場合が多い。日本では「Aメロ、Bメロ、サビ」といい、アメリカでは「ヴァース、ブリッジ、コーラス」という。

プリング 正確には「プリング・オフ」で、ギターのテクニックの一つ。押さえている指を素早く離して、別の低い音を出す。逆に素早く押さえて別の高い音を出すテクニックを「ハンマリング・オン」という。この2つを連続してトリルにすることもある。

フレーズ メロディのこと、またはメロディ中の一部のこと。歌のメロディとは限らず、ギターやキーボード等、楽器のメロディの場合も多い。ドラムの場合は「メロディ」とは言わないが、印象的な部分を指して「フレーズ」と言う場合はある。

フレット ギター等の楽器の音程を決める金属のライン。ギターを弾く際に左手で弦を押さえる部分を「ネック」というが、そのネックを横切るようについていて、1フレットごとに半音の違いがある。12フレットで1オクターブとなる。

フレットレス フレットなし。バイオリンはもともとない。音程は自分の押さえる位置で決まり、少しでも左右にズレると当然音程が変わる。逆にそれを利用して、音を連続的に上下させて独特の雰囲気を作れる。

プロデュース レコード(CD)制作における総指揮者。歌ったり演奏したりはしないが、録音の際の細かな技術指導から音作りに関わり、作品の方向性を示したり、曲作りのアイディアを出したりもする。日本でのプロデューサーは少々ニュアンスが違うのだが、ここでは語ることはないので省略。

ベース 「Bass」で、小学校の音楽の授業などでは「バス」と習う。どちらでも良い。低音を支える楽器で、ロック・バンド形式の場合は4弦のギターのような楽器を指す。低い音を出すため、弦が太く、ネックも長いため、ギターよりも大きくゴッツイ感じ。

ヘヴィ 「重い」という意味だが、音楽での重さは「重い」から連想されるものになる。「気持ちが重くなる曲」や、重低音が効いている曲を指す場合が多い。「軽やかな曲」の反対。

ヘヴィ・メタル 音楽のジャンルの一つで、ロックよりも激しく、音量も大きく、金属的で刺激的な音を多様したもの。意外にも技術的には高度で、クラシックと近い手法を取り入れているものも多い。

ペダル・ノート あるメロディで、1つの音だけ残したようなもの。例えば「レドレシレラ〜」のようなもの。

ボーカル 歌のこと。「ボーカル・ライン」は歌のメロディのこと。複数の人が同時に歌う場合に一番重要なメロディを歌う人をリード・ボーカルという。

ヴォイシング 音の選び方。コードを鳴らす時の音やメロディ、伴奏の際の音の付け方等。

マイナー調 悲し気な雰囲気の曲のこと。もう少し専門的に言うと「マイナー・キーの曲」。日本語で言うと「短調の曲」。

MIDI コンピュータ等で音楽を演奏するためのデータ。音の波形そのものではなく、演奏データのみのため、データがとても軽くて扱いやすい。いわば、コンピュータのための楽譜のようなもの。反面、音は各コンピュータや音源に異存し、バランス等も変わる場合がある。独自の音を出せず、当然、歌も入れられない。

ミュート 音を消すという意味で、音響の話しの中では無音にすることをいうが、ギターの奏法では少し意味合いが違う。歪んだエレクトリック・ギターを弾く際に、余計な雑音を消すため、右手の腹の部分を軽く弦に触れさせ、弦が共鳴して音が出ないようにする。この状態で、弦をピッキングすると、音程が分かりにくいこもった音が出るのだが、これを逆手にとって意識的に使用するものを「ミュート奏法」という。音程が分かる程度にミュートを弱め、サステインのないこもった太い音を出す。早いフレーズにはサステインは必要ないので、ズ太い音が出るだけ迫力が増す。

指弾き ギターやベース等で、ピックを使わずに指で弦をはじいて音を出す弾き方。ピックを使うよりも強弱がつけやすく、音はまろやかになる。また離れた弦を同時に弾くのも簡単に出来る。

ライトハンド 「ライトハンド奏法」のことで、ギターのテクニックの一つ。ハンマリングの一種だが、右手を使ってハンマリングするため、左手だけでは届かないような離れた音程でも使える。Eddie Van Halenが有名にし、簡単に超高速のフレーズが弾けることから1980年代に一世を風靡した。

ラグタイム ジャズの源流のような古い形態の音楽。詳しくはジャンルについてのページを参照。

リズムギター リードギターに対して、主にリズムを刻むパートを弾くギターを指す。歌や他のリード楽器の後ろで伴奏をしるギターのこと。ギタリストが一人の場合は当然、1曲中にリズムとリードの両方のパートを弾くことになる。

リズムの裏 まず「表」についてだが、例えば4拍子なら「1,2,3,4」「タンタンタンタン」が基本リズムであり表のリズムとなる。これに対し裏とは「タンタタン」の太字の部分を指す(一例)。つまり表拍と表拍の間に位置する場所にある音のこと。

リフ 主旋律の伴奏で使う、決まった繰り返しの短いメロディ。イントロに出て来て、そこにそのまま歌が乗るというパターンも多い。主にロックでよく使われる。

リムショット スネア・ドラムの使用法の一つで、ドラムの周囲の枠を叩いて乾いた高い音を出すもの。「カツカツ」という感じ。

リリース 曲をレコード、CDの形で発表すること。テレビやラジオで曲がかかっても「リリース」とはいわない。例えそれが初登場だったとしても「オン・エア」とか「ワールド・プレミア」で「リリース」とはいわない。

ルート音 コードの中で最も基本となる重要な音。コードはルート音に対して「○度」という考え方で音を積み重ねていく。ベースなどはルート音を基本に弾く場合がほとんど。日本語で「根音」と呼ぶ場合も。

ロー 「ハイ」の逆で、低音部を指す場合が多いが、気持ちが盛り下がることをいう場合もある。

ローポジション ギターやベースで、ネックに近い(低い音が出る)付近で弾くこと。

ワウ 「ワウワウ」「クライ・ベイビー」とも呼ぶ。音色を変えるエフェクトの一種だが、ペダルを踏むと連続的に音色を変化させることが出来る点が他と違うところ。イコライザーのように音のある一部を持ち上げたり下げたりするのだが、それを連続的に変化させる。音程は同じでも「ワウワウ」と聞こえる。


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