|
何のことだか分かりますか?このサイトで連載中の高校野球の長編物語です。もちろん地元・千葉贔屓です。
作者は私ではありません。マリンさんという高校野球ファンです。マリンさんが原稿を書き、私が一応、目を通してから掲載しています。
マリンさんも私もプロの作家ではありませんので至らない部分も多いかとは思いますが、そのあたりは笑って許して下さい。
マリンさんの小説が掲載されるようになったイキサツを紹介します。このサイトの掲示板に書き込みをして下さっていた中に彼がいたのですが、彼の書き込みは時には厳しく、また客観的なデータも含め分かりやすく、何より千葉県勢への深い愛情を感じるものでした。そこで私が、月に1回程度でいいから今の千葉県高校野球シーンに関することを特設コーナーを作るので書いてもらえないかと依頼したのが始まりでした。今思えば、結構大胆なお願いだった気もします。
これに対し、マリンさんから、昔から構想を持っていた物語を掲載してはどうかという話しを頂き、喜んでお願いすることにしたのです。
当初は、素人の物語ですし、果たしてどの程度続くのか、内容は面白いのか、他に読んでくれる人はいるのか等、心配の方が多かったのですが、逆に「それほど人気が出ないならあまり深刻に考えなくてもいいか」という安易な考えのもとスタートを切ってしまいました。
しかし当初の心配は、マリンさんの情熱と高校野球への愛情の前に、簡単に吹き飛びました。そして予想を遥かに越える長編物語となり、人気もジワジワと出て、掲示板に感想を書いてもらえるようになり、今では「甲子園の夕日」で一般サイトに検索をかけてもいくつかヒットするようになりました。
最初はなぜ「夕日」なんだろうとも思っていましたが、夕日は一日の終わりを象徴しています。赤い太陽が沈む姿を見ていると、思わずその日の出来事を振り返ります。良い一日もあれば、いまひとつうまくいかない一日だったかもしれません。人生には色々なドラマがあります。大小はともかく、一つの目標をクリアした時の達成感も夕日に感じることが出来ます。「今日一日、無事に過ごせた」ということだって一つの達成です。それから考えると「甲子園の夕日」の達成感はどんなものでしょう。
読み続けているうちに、もう一つ「甲子園の夕日」が象徴しているものを思うようになったことがあります。それは・・・、「甲子園」という若さと青春の象徴のような舞台は、すでに30を越えた私のようなものには幻想のような感覚さえ覚える場所であるということ、そして熱狂した1日が終わり、甲子園の背後に沈む夕日の静けさの雰囲気は、まさにその幻想の世界をオーバーラップさせるものだと思うようになりました。物語の中には幻想的な雰囲気はほとんど出て来ませんが、なぜか夕日の神秘を感じるようになりました。現実の話しではなくフィクションであることも含め、読み手である私にとっての若さへの憧れのようなものも同時に感じさせる夕日です。滅多に登場しない「夕日」ですが、登場した際にはそのイメージをリアルに想像しながら読んでみて下さい。
|