大会経過
この年から予選地区編成と出場校数が変わり、千葉は再び茨城県と東関東大会を争うことになった。大会予選規定も変わり、一度負けたチームは二次予選への出場権が消えるため、東関東大会は両県の優勝校同士の直接対決1試合のみとなった。
この年は本命なき戦国大会。優勝候補は木更津一と千葉商が頭一つリードし、成田、千葉敬愛、東金商、銚子商、市原一、千葉商大付あたりが追う展開。
開幕試合は市立船橋-野田実。初回に市立船橋が野田実投手陣の乱調で7点を挙げるとその裏、野田実も7点を返すという大乱戦。1試合両チーム四死球24という珍しい記録を作った。
続く第2試合の千葉三-大多喜は延長11回日没再試合となり、初日からドラマチックな展開で始まった。
その他の1回戦では千葉一に敗れた印旛のエース大熊投手が15奪三振、印旛守備陣は三重殺も成立させている。
近年着実に力をつけて来た天羽大貫は3年目の習志野と対戦、大接戦の末習志野を下した。
天羽大貫は続く2回戦で前年覇者・銚子商と対戦。2点を追う8回に3番・鹿子が二死満塁から走者一掃の2塁打。更に相手の動揺を尽き3盗、捕手の悪送球を誘い追加点。そのまま2年生エース石井が投げ切り銚子商を下す金星を挙げた。
2回戦で大原との引き分け再試合を制した茂原農は続く3回戦の成田戦でも延長の末、日没再試合に。接戦の再試合を制し2試合連続の再試合を勝ち上がりベスト8に進出した。
茂原農は準々決勝で成東と対戦。成東・森頼彦、茂原農・森国雄の両森投手が好投したが、結局地力に勝る成東が勝利した。
この大会、なかなか調子の上がらなかった優勝候補・千葉商は準々決勝の天羽大貫戦で爆発。前半を2点にしのいだ天羽大貫・石井投手だったが、終盤に猛打を浴び13安打、11失点で敗れた。
中沢投手を擁し、今大会の優勝候補No.1の木更津一は、好投手・高橋のいる千葉商大付に苦戦したものの順当に勝ち上がり、市原一との対戦を迎えた。市原一にも刈込という好投手がいる。試合は投手戦となり0-0のまま延長へ。10回表に市原一・伊藤が前進守備の外野の頭を抜くタイムリー2塁打で貴重な1点を挙げ勝利した。刈込投手は3塁を踏ませず被安打3、中沢投手も被安打5であった。
準決勝は千葉経済-成東の新鋭と古豪の対決。この大会波に乗っている千葉経済は善戦を見せるが成東が振り切った。
千葉商-市原一。市原一は千葉商のエース寺田の立ち上がりを攻め先制。これを刈込投手の粘り強い投球で守り、市原一が初めて決勝に進出した。
決勝は成東-市原一。どちらが勝っても初優勝。投手戦が予想されたが、刈込投手は球にキレがなく成東打線につかまり大量失点。3回途中でライトに退いた。しかし0-8となったところで再び刈込投手が登板、ここからまるで別人の投球。市原一は4回、まさかの集中打で1点差まで詰め寄り試合の行方は分からなくなる。しかし成東は7回に貴重な追加点を挙げ2点差を守り初優勝を飾った。
茨城代表の下館一との東関東大会。2回、下館一は同点に追い付いた後、三遊間安打をレフトが大きく後逸、逆転を許した。成東は7回に二死2,3塁のチャンスがあったが後続が断たれ、東関東代表は下館一の頭上に輝いた。 |
|
千葉大会
決 勝
7月26日 |
| 成 東 |
0 |
3 |
5 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
9 |
| 市原一 |
0 |
0 |
0 |
7 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
7 |
|
準決勝
7月25日 |
| 千葉経済 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
2 |
3 |
| 成 東 |
0 |
0 |
0 |
3 |
0 |
4 |
0 |
0 |
X |
7 |
|
| 千葉商 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
| 市原一 |
1 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
X |
2 |
|
太字はシード校:Aシード校、Bシード校
春季大会
| 決勝 |
東 金 商000001000 1
木更津一00200200× 4
|
| 準決勝 |
木更津一 |
3-1 |
銚子商 |
| 東金商 |
3-0 |
市原一 |
| 2回戦 |
銚子商6-0千葉商大付 木更津一3-2千葉商
東金商6-2長生一 市原一2-0成田 |
| 出場校 |
国府台、成東、天羽大貫、茂原農 |
前年秋季大会
| 決勝 |
木更津一 000000000 0
千葉商大付000000001 1
|
| 準決勝 |
千葉商大付 |
2-0 |
千葉敬愛 |
| 木更津一 |
1-0 |
千葉商 |
| 2回戦 |
千葉商3-1長生一 千葉敬愛8-1県立船橋
千葉商大付4-3安房一 木更津一15-0銚子商 |
| 出場校 |
東葛飾、成東、市川、印旛、東金商、成田、佐原一、市原一 |
|