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南関東大会 昭和23年(1948年)

決勝戦 8月3日(県営千葉寺球場)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
本 庄 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
成 田 0 0 1 0 0 0 0 0 × 1
成田メンバー
1 小野寺賢蔵
2 椎名兀久
3 鈴木栄
4 石原利男
5 岩館元治
6 中島克己
7 飯高克之
8 石原卓
9 大塚哲

甲子園での試合

大会経過
六三制の新学制により「高校野球」となったこの年、相変わらずの物資不足が続いていたが、県営球場が復活した。3校ずつ8ブロックに分け、リーグ戦方式で予選を行い上位2校が県大会に出場する方式がとられた。
春季大会優勝の千葉と前年甲子園ベスト4の成田が優勝候補に挙げられていた。好投手が多いこの年は技巧派の千葉・小倉と成田・石原の他、鋭いドロップの佐原・松丸、成東の鈴木・遠藤も評判が高かった。
開会式は初日登場チームと近隣校8校で行い、成田の鈴木栄主将が選手宣誓し、川口知事の始球式で熱戦が始まった。
1回戦の千葉-佐原の一戦は初回、佐原が3連打で2者生還。しかし2点目は走者・香取が3塁ベースを踏んでおらず1点のみ。その後は松丸と小倉両投手の投手戦。8回裏、千葉は無死満塁のチャンスがあったが投ゴロ併殺でものに出来ず、完封負け、優勝候補が初戦で敗退した。
大多喜戦ではつらつとした試合展開で快勝した千葉工は、2回戦で成東と対戦。鈴木、安井、松戸健の強打線の成東を千葉工の小木曽投手のシュートで抑えベスト4進出。
成田は石原の好投で勝ち進んだが、攻撃がいまひとつ波に乗れずにいた。しかし準決勝の安房戦、石原投手は、降雨で7回コールドながらノーヒットノーランに奪三振10を記録した。
続く準決勝第2試合の佐原-千葉工は好調同士の対戦だったが地力に勝る佐原が快勝した。
石原投手決勝戦、石原、松丸両投手が好投を見せたが、8回、成田・石原がこの試合2本目の2塁打を放ち、飯高、椎名の連打で競り勝った。
南関東大会はこの年から神奈川が独立したため埼玉と2県で争われることになった。佐原の松丸投手は県大会の勢いがまったく見られない上、コントロールも定まらず、味方にエラーも出、大敗。
一方、成田は石原投手が7回までノーヒットに抑える好投もあり快勝、決勝に進出した。
雨中の死闘となった決勝戦。石原投手は先頭打者にいきなり死球を与えるなど、毎回走者を背負う苦しい投球が続く。雨でコントロールが定まらず10与四死球、被安打7の乱調。好投手・中田に対し、成田は3回、2四球の二死1,2塁から鈴木のエンドランが左前打となり先制。虎の子の1点を2度のスクイズ外しや鈴木の背走しながらの好捕で守り切り3年連続の甲子園に進出した。
南関東大会
準決勝
8月1日
本 庄 9-0 佐 原
成 田 5-2 熊 谷

千葉大会
決勝
7月26日
成 田 2-1 佐 原

準決勝
成 田 1-0 安 房 佐 原 4-2 千葉工

準々決勝
成 田 3-1 船 橋 安 房 3(11)2 市川工
千葉工 4-2 成 東 佐 原 3-2 千葉商

1回戦
成 田 4-1 市 川 船 橋 6-3 長 生
市川工 6-5 佐 倉 安 房 10-0 大多喜
千葉工 4-0 匝 瑳 成 東 9-1 銚 子
千葉商 11-1 銚子商 佐 原 1-0 千 葉

ブロック予選
千 葉 10-0 千葉関東 市 川 不明 国府台
千葉工 不明 鉄道教習所 佐 倉 12-1 東葛飾
佐 原 5-2 銚子商 長 生 3-1 茂原農
銚 子 15-0 旭 農 安 房 不明 大多喜
千 葉 5-0 千葉商 市 川 不明 市川工
船 橋 不明 鉄道教習所 成 田 7-0 東葛飾
佐 原 14-3 小見川実 成 東 5-1 長 生
銚 子 2-1 匝 瑳 安 房 不明 安房水産
千葉商 6-0 千葉関東 市川工 不明 国府台
船 橋 不明 千葉工 成 田 4-0 佐 倉
銚子商 8-2 小見川実 成 東 不明 茂原農
匝 瑳 6-6 旭 農 大多喜 不明 安房水産


春季大会
決勝
千 葉100310000 5
成 田200200000 4
準決勝 成 田 2-1 成 東
千 葉 17-1 佐 原
準々決勝 千葉6-2安房 佐原4-0銚子商
成東8-0市川工 成田7-1千葉商
出場校 千葉関東、長生、佐倉、銚子

前年秋季大会
決勝 成田中 2-0 千葉中
準決勝 千葉中 6-3 銚子商
成田中 4-3 佐原中
1回戦 千葉中4-0成東中 銚子商10-3野田工
佐原中8-5東葛飾中 成田中3-0千葉工

この年は関東大会はありません