大正4年に始まった中等野球大会もこの年で25年目を迎えた。
千葉大会は東葛飾中が復帰したものの、成東中、木更津中が不参加で、また1校減り10校での開催となった。前年にあと一歩で甲子園を逃した関東中に、千葉商、千葉中の前評判が高かった。
千葉商は2回戦で前年苦敗した相手・銚子商と対戦、接戦の末勝利をおさめた。
準決勝では優勝候補同士、千葉中と千葉商が対戦した。前年の雪辱に燃える千葉中は2回、柴崎のセンターオーバーの大三塁打と失策で1点先取。一方の千葉商も4回に3安打で同点とした。 |
追い付かれた千葉中は6回、2四球とバントでエラーを誘い再び1点リード。なおもスクイズを試みるも、これは失敗。ピンチを最小1点で切り抜けた千葉商は8回に四球と2安打で同点とし、2年連続の延長戦となった。延長14回、ついに千葉商が1点を挙げ、前年と同じ3-2で再び千葉商に軍配が上がった。決勝戦は3年連続で準優勝の関東中と千葉商。関東中の山本投手が好投し千葉商を完封、過去3年間の雪辱を果たし5年ぶり3度目の優勝を飾った。
埼玉で開催された南関東大会は雨に祟られ、大幅な日程変更にあい、千葉勢も千葉商が降雨コールドの試合となった。 |
千葉商は打線好調で決勝進出。
関東中は準決勝で横浜商との息詰まる投手戦を制し、両校は再び決勝で対戦することとなった。
千葉勢同士の決勝戦。初回、関東中は2死からの3連続長短打で2点を先行。3回にも高橋の左二塁打で加点し、千葉大会同様優勢に試合を進める。ここ3試合で1失点の山本投手はカーブを武器に好投するが、千葉商は7回に1死二三塁から白井の中前打で1点を返すと、この後相手守備の乱れもあり一挙4点で逆転。小川投手の力投で甲子園初出場を決めた。県大会に初参加してからわずか9年目の甲子園進出。 |