大会経過
この年は東葛飾中が不参加で前年より1校少ない11校で開催された。開会式では満場の君が代斉唱に合わせ、各校主将の手によりセンターポールに国旗が掲揚され、続いて宮城遥拝、皇軍の武運長久を祈って黙祷を捧げる等、戦時色の強さが目立った。
この年前評判が高かったのは、前年優勝の千葉商と2年連続準優勝の関東中。これに続き甲子園経験のある小梛投手(甲子園では捕手)のいる千葉中が強かった。
このうち千葉商と千葉中が2回戦で対戦、千葉中・小梛投手と千葉商・安藤投手の好投で2-2のまま延長に突入。千葉商が延長15回の熱戦を制し、千葉中に2年連続敗れた後、2年連続の勝利を収めた。
準決勝でその千葉商と対戦した銚子商は、早稲田大の三原修選手の厳しいコーチを受け、実力をつけていた。千葉商は前日の延長の疲れが見える安藤投手が打たれ、乱打戦となる。銚子商はリリーフした鈴木源三郎投手のアウトカーブが千葉商打線を抑え、7-6で優勝候補を倒した。
決勝戦は、比較的楽な試合で勝って来た関東中と銚子商。銚子商は前日好投を見せた鈴木投手の先発。関東中は万全を期してエースの山本投手。両投手懸命の力投で緊迫した展開のまま延長戦に。10回表の銚子商は、ヒットの加藤を大橋がバントで送り、続く内藤のセカンドオーバーのタイムリーで1点。さらに2死後、飯島の左中間2塁打で追加点を挙げ、甲子園大会の予選となって初めて千葉を制した。
南関東大会は横浜公園球場で開催された。千葉を制した銚子商は前年に甲子園に出場した浅野中の前に完敗、一方、関東中は日大四商を接戦の末下した。関東中は準決勝でも強豪・横浜商を下し、4年ぶりに甲子園に王手をかけた。
決勝は関東中・山本と浅野中・深沢の両投手の息詰まる熱投で1点を争う試合展開となった。打力に勝る浅野中は9回裏に貴重な1点を挙げ、サヨナラで2年連続の甲子園を決めた。関東中は3度目の甲子園をあと一歩で逃し、千葉勢としても神奈川の厚い壁にまたしても跳ね返された。 |
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南関東大会
| 準決勝 |
浅野中 |
11-4 |
神奈川商工 |
| 関東中 |
5-1 |
横浜商 |
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| 準々決勝 |
浅野中 |
14-4 |
銚子商 |
| 関東中 |
4-2 |
日大四商 |
| 神奈川商工 |
16-6 |
浦和商 |
| 横浜商 |
12-2 |
川越商 |
千葉大会
| 決勝 |
銚子商 |
4-2 |
関東中 |
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| 準決勝 |
関東中 |
13-0 |
佐原中 |
| 銚子商 |
7-6 |
千葉商 |
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| 準々決勝 |
銚子商 |
11-0 |
匝瑳中 |
| 佐原中 |
14-5 |
成田中 |
| 関東中 |
16-0 |
佐倉中 |
| 千葉商 |
3-2 |
千葉中 |
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| 1回戦 |
成田中 |
7-1 |
木更津中 |
| 佐倉中 |
11-6 |
成東中 |
| 千葉中 |
11-1 |
長生中 |
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