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南関東大会 昭和9年(1934年)

決勝戦 8月2日(千葉医大グラウンド)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
銚子商 3 0 0 0 1 0 0 0 0 4
関東中 0 0 0 0 2 11 3 1 × 17
関東中メンバー
1 川井五郎
2 長戸路宏幸
3 大塚善次郎
4 日下部達夫
5 鈴木虎雄
6 松本克巳
7 日暮喜三治
8 八木下鉄之助
9 山本尚敏

甲子園での試合

南関東大会
準決勝 銚子商 12-3 下妻中
関東中 6-5 茨城工

千葉大会
決勝 関東中 11-9 銚子商
準決勝 銚子商 18-5 長生中
関東中 8-3 千葉師範
準々決勝 関東中 4-3 千葉中
千葉師範 3-2 千葉商
長生中 13-9 東葛飾中
銚子商 15-1 成田中
1回戦 関東中 11-1 佐原中
千葉中 21-7 佐倉中
千葉商 26-2 安房水産
千葉師範 15-4 匝瑳中
銚子商 22-2 成東中
大会経過
この年から千葉中のグラウンドに加え、関東中のグラウンドでも試合が行われるようになった。関東中のグラウンドは、甲子園に初出場した御褒美に新設されたもの。千葉大会を5連覇中の千葉中に、前年、甲子園にあと一歩だった銚子商、それに関東中の評判が高かった。
2回戦で優勝候補同士、千葉中-関東中戦があり、好試合となった。初回に1点ずつを取った後、千葉中は2回、安打、四球、失策で2点を取り試合の主導権を握る。しかし4回、痛いところでエラーが出、関東中が一挙3点で逆転、その後はお互いに相手投手に抑えられ、決定打が出ず、関東中が勝利した。ついに千葉中の連勝が止まった。
関東中は準決勝も勝って決勝進出。相手はここまで全て10点以上の大差で勝ってきている銚子商。壮絶な点の取り合いの末、かろうじて関東中が逃げきった。
南関東大会でも両校の打線は活発で、銚子商は茨城の優勝校・下妻中を倒し、関東中も序盤3点をリードされたが逆転、日下部の変化球が冴え勝利した。
決勝は再び関東中と銚子商の対戦となったが、千葉同士で決勝を争うのは大正7年に初参加してから17年間で初めてのことであった。
試合は、相変わらず好調の銚子商打線が先発・大塚善投手を攻め、優勢に試合を運ぶが、6回に関東中・主将の松本の2本の3塁打などで一挙11点を挙げ、救援の日下部投手が銚子商打線をピタリと抑え、2度目の甲子園進出を決めた。