この年から千葉中のグラウンドに加え、関東中のグラウンドでも試合が行われるようになった。関東中のグラウンドは、甲子園に初出場した御褒美に新設されたもの。千葉大会を5連覇中の千葉中に、前年、甲子園にあと一歩だった銚子商、それに関東中の評判が高かった。
2回戦で優勝候補同士、千葉中-関東中戦があり、好試合となった。初回に1点ずつを取った後、千葉中は2回、安打、四球、失策で2点を取り試合の主導権を握る。しかし4回、痛いところでエラーが出、関東中が一挙3点で逆転、その後はお互いに相手投手に抑えられ、決定打が出ず、関東中が勝利した。ついに千葉中の連勝が止まった。 |
関東中は準決勝も勝って決勝進出。相手はここまで全て10点以上の大差で勝ってきている銚子商。壮絶な点の取り合いの末、かろうじて関東中が逃げきった。
南関東大会でも両校の打線は活発で、銚子商は茨城の優勝校・下妻中を倒し、関東中も序盤3点をリードされたが逆転、日下部の変化球が冴え勝利した。 |
決勝は再び関東中と銚子商の対戦となったが、千葉同士で決勝を争うのは大正7年に初参加してから17年間で初めてのことであった。
試合は、相変わらず好調の銚子商打線が先発・大塚善投手を攻め、優勢に試合を運ぶが、6回に関東中・主将の松本の2本の3塁打などで一挙11点を挙げ、救援の日下部投手が銚子商打線をピタリと抑え、2度目の甲子園進出を決めた。 |