知ってましたか?!千葉県

千葉の語源は?

 そもそも「千葉」って何なんでしょう?「1000の葉っぱ」で、大きな木のことでしょうか?昔は森か林が多かったのでしょうか?
 実は千葉の語源については諸説あって、ハッキリはわからないのです。有力説をいくつか紹介します。
 まずは、冒頭の説です。千草の生え繁る、豊かな土地という意味ではないかというものです。
 次に紹介するのは奈良時代の歌集『万葉集』の中に出て来る歌です。防人の歌の中に「知波能奴(ちばのの)」という地名が出て来ます。これが後に千葉に変わったのではないかということです。
 しかし、それなら知波能奴の語源は何なのでしょう?これでは「チバ」の語源の説明にはなっていません。(→千葉の語源を考えるへ)

ナゾの変形7差路

7差路地図 千葉市花見川区千種町に不思議な変形7差路の交差点があります。国道16号線の千葉北警察署交差点を花見川方面に入り、ずっと直進し、花見川を渡る橋の坂の直前の三角町交差点です。
 不思議なのは、7差路であることではなく、そのうち左方向への2つ、右方向への2つの道路がいずれも合流していることです。右方向に至っては数10mで合流しています。上の地図の緑色の道路の方がメイン通りです。黄色の道はなんのためにあるのでしょう。意味がない気がします。
 ほとんど知られていませんが、これは歴史的経緯に関わっています。実は、緑色の道路のうち、左右横方向の道は、戦前は道路ではなく鉄道だったのです。鉄道と言っても、一般のものではなく、軍事用の軽便鉄道です。黄色の道から右上の大和田方向へ続く道が、昔からある本来の道路なのです。鉄道は戦後に撤去され、跡地が道路に変わったのですが、旧来からの道路沿いに民家がポツポツとあったため、この道路を潰すわけにはいかなかったのでした。(→房総の廃線跡を歩くに詳細)

干潟のナゾ

 JR総武本線に干潟駅があります。海にも遠いこの地がナゼ干潟なのでしょうか?それにこの駅は干潟町ではなく、旭市鎌数です。干潟町に駅はありません。干潟町に行くには旭駅の方が近く、バスの便も良く、とてもまぎらわしいのです。
実は、江戸時代、この近くに大きな湖があったのです。東西12km、南北6kmあり、椿の海と呼ばれていました。江戸時代に干拓され、現在は農地になっています。干潟とはそこからついた地名です。
 旭市の干潟は椿の海の南岸、干潟町は北岸でした。駅が出来た時、旭市の干潟村から「干潟」の名がつきました。ところが昭和30,31年に香取郡古城村、中和村、万歳村、東庄町の桜井地区が合併し町政施行した際に江戸時代以来の「干潟八万石」にちなんで「干潟町」と名付けられました。しかし、駅周辺に干潟小学校、干潟保育園が出来るなど、どちらが本当の「干潟」なのか、地元の人以外には混乱するばかり・・・。
(詳しくは房総の歴史ページをどうぞ)

日本で一番低い県!

 千葉県の北側半分はほとんどが関東平野で、山もなく平坦です。南側には山地になっていますが、海に突き出た半島部のため、海抜の低い山ばかりなのです。県内で最も高い愛宕山でも海抜408mにすぎません。
 千葉県の平均海抜は約43mです。これは全国一の数字で、千葉県は日本で一番低い県ということになります。

鉄道のある街、ない街!

 千葉県の鉄道路線図を見ていると、かなり複雑に入り組んでいることがわかります。鉄道が通る街は通勤にも便利で周辺より人口が多くなっています。
 しかし明治時代、初めて鉄道を敷こうとした時はこれに難色を示した街もありました。得体の知れない大きくて真っ黒な機関車が蒸気をはきながら走られては家畜が驚いたり、健康への害が心配されたからです。
 このため、芝山町は鉄道敷設反対の立場を取り、その結果、佐倉から銚子方面へは南の成東廻りと北の成田廻りの迂回路線となりました。
 流山市は利根川、江戸川の水運業が盛んだったため、商売敵となる新しい交通機関を嫌い、やはり敷設反対となり、その結果、常磐線は流山を避けるように通っています。
 その後、流山は一転、鉄道の必要性を認め、急遽馬橋駅から流山鉄道を建設することになりました。芝山町は長く芝山鉄道建設を待ち望んでいます。
房総の歴史ページ房総の鉄道ページに詳細

数字の地名のナゾ!

 地名に数字がつくものがあります。四街道や八日市場がそうですが、これらは、四街道は「4つの街道」、八日市場は「8日の市場」だろうと由来は想像出来ます。
 松戸市に五香や六実という地名がありますが、この「五」や「六」の数字の意味は何なのでしょう?
 これは江戸時代後期に開墾されていった土地で、順番に数字がつけられていったものなのです。『大日本農史』によると、明治2年に下総国諸牧の開墾を許し、5年に漸次成功したので地積を分けて村名を定めっていきました。五香や六実だけでなく、ずっと数字が並んだ地名があるのです。順番に紹介すると、
・初富 (はつとみ)
・二和 (ふたわ)
・三咲 (みさき)
・豊四季(とよしき)
・五香 (ごこう)
・六実 (むつみ)
・七栄 (ななえ)
・八街 (やちまた)
・九美上(くみあげ)
・十倉 (とくら)
・十余一(とよひと)
・十余二(とよふた)
・十余三(とよみ)
これらが北総のあちこちに散らばっています。例えば、豊四季は「四季を通して豊かな実りを」の願いが、五香なら「香り高く、実り豊かな土地に」という思いが伝わってきますネ。

人口増加率全国一は本埜村! 人口あれこれ

 平成12年の国勢調査による数字を紹介します。(国勢調査は5年ごとに実施されます。ここの数値は速報数値なので確報数値とは異なる場合があります)
 千葉県の人口は592万6349人で全国の約4.7%を占め第6位です(全国の人口は1億2691万9288人)。世帯数は217万2097世帯、1世帯あたりの人員は2.73人で、これは前回よりやや減少しました。人口の増加率は2.22%で、ここ数年低下しています。全国と比較すると、昭和40年以降は毎回全国平均の2〜3倍の伸びとなっています。県内で増加率が最も高かったのは本埜村で、85.2%。5年間で倍近くに増えたことになります。これは全国でも1番高い増加率です。

人口 順位 人口増加率
千葉市 88万7163人 1位 本埜村 85.18%
船橋市 55万79人 2位 八街市 11.31%
松戸市 46万4836人 3位 大網白里町 11.00%
市川市 44万8553人 4位 神崎町 9.58%
柏市 32万7868人 5位 八千代市 9.33%
市原市 27万8277人 6位 東金市 9.32%
佐倉市 17万931人 7位 印旛村 9.13%
八千代市 16万8928人 8位 浦安市 7.57%
習志野市 15万4040人 9位 山武町 6.59%
流山市 15万520人 10位 白井町 6.28%
天津小湊町 7671人 71位 銚子市 -4.24%
神崎町 6746人 72位 白浜町 -4.27%
富山町 6070人 73位 大多喜町 -4.42%
白浜町 6027人 74位 勝浦市 -4.51%
丸山町 5777人 75位 鋸南町 -4.97%
富浦町 5690人 76位 和田町 -5.16%
和田町 5684人 77位 干潟町 -5.64%
栗源町 5319人 78位 天津小湊町 -6.13%
蓮沼村 4751人 79位 長南町 -6.26%
三芳村 4743人 80位 富山町 -6.28%

 なお、千葉市の区別の人口は多い順に、花見川区(17万9887人)、中央区(17万909人)、若葉区(15万1353人)、稲毛区(14万7677人)、美浜区(13万5509人)、緑区(10万1828人)です。


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